岡山大学病院 麻酔科専門研修
プログラム
Anesthesiology Residency Program
【2025年度専攻医募集について】
- 1次募集
- 11月1日正午から15日正午
- 2次募集
- 12月1日正午から13日正午
- 最終募集
- 1月7日正午から22日正午
詳しくは、日本専門医機構のホームページをご覧下さい。皆様からのご応募をお待ちしております。
最良の治療を提供するため、最先端の研究を重ねる
目の前で起きている極限を、迅速に好転させる
痛みに苦しむ患者さんに寄り添い
その辛さを取り除く
技術や知識だけではない
チームと連携し、状況を捉え総合的に判断する
麻酔科医は全身管理のスペシャリスト
最良の治療を提供するため
最先端の研究を重ねる
目の前で起きている極限を
迅速に好転させる
痛みに苦しむ患者さんに寄り添い
その辛さを取り除く
技術や知識だけではない
チームと連携し、状況を捉え
総合的に判断する
麻酔科医は
全身管理のスペシャリスト
すべてを見渡す
視野をもて
Features 当プログラムの特徴
豊富な症例、豊富な施設で
充実した臨床経験を積むことができ
将来を見据えた研修が可能です
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豊富な症例、豊富な施設で
充実した臨床経験を積むことができ
将来を見据えた研修が可能です
岡山大学病院は手術室20室、年間約7000例の麻酔科管理症例を有し、多くの症例を経験出来ます。症例数が多いだけでなく、成人、小児を問わず一般外科はもちろん肺・肝・腎移植などの移植外科、小児心臓外科など特殊手術が積極的に行われているため重症症例、特殊疾患の麻酔、術後集中治療管理を学ぶこともできます。 中四国を中心に兵庫、東京、千葉にも関連病院を配しているため、様々な環境で経験を積むことも可能です。
全ての領域を網羅した上で、将来を見据えた研修や大学院進学と組み合わせた研修についても相談に応じることができます。
1.術前管理から
術後集中治療管理まで
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岡山大学病院麻酔科蘇生科は『術前管理から術後管理まで』を合言葉に、周術期管理センターを中心とした術前管理、術中管理、集中治療室(ICU)での術後管理において主力として働いています。当プログラムで研修することで、自ずと術前から術後管理まで身に付きます。
当院のICUでは、ICU内に集中治療専門医を取得した麻酔科医が常駐し、麻酔科が中心となって治療方針の決定を行なっています(Closed ICU)。従って、研修中に指導医の元で集中治療についても、しっかり学べます。
2.経験豊かな
指導医による指導
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岡山大学病院麻酔科蘇生科には、日本麻酔科学会指導医・専門医はもちろん、集中治療やペインクリニック、救急医学の専門医を複数取得している医師、海外留学経験を有する医師が多数在籍しています。日常の手術麻酔だけでなく周術期管理に必要な集中治療管理や疼痛管理について学ぶことができます。このような環境で研修することで、将来現場でリーダーシップを発揮出来る専門医になって頂けると思います。
指導医の多くが海外留学を経験しており、国内はもちろん、国際学会での発表や学術誌への論文投稿に対する指導にも熱心に取り組んでいます。
3.リサーチマインドを持った
臨床医の育成
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岡山大学病院麻酔科蘇生科は、日常の臨床業務で感じた疑問を解決するために、手術室やICUでの臨床研究、研究室で主に循環不全や脳蘇生、ペインに関する基礎研究も行っています。もちろん各研究グループのカンファレンスには、専攻医も参加可能です。自由に参加し討論を行い、早くから実際に研究の現場に参加することで、臨床のスキルだけでなく、リサーチマインドを持った臨床医が育つと考えています。
麻酔科専門医取得後のCareer Paths
麻酔科専門医の取得後は、大学病院をはじめとした関連施設で、サブスペシャルティの獲得を目的とした研修および各種専門医資格(集中治療、ペインクリニック、心臓血管麻酔など)の取得が可能で、大学院進学や留学も希望によって可能です。
Training 大学病院での研修
大学病院でのある専攻医の1週間のスケジュールを例としてご紹介します。
月1回行われるレジデントミーティングのほか、スタッフ同士の親交を深めるための行事も時には開催されます。
-
レジデント
抄読会
火7:00〜 -
レジデント
ミーティング
月1回 -
症例検討会
適時開催
主な行事(COVID-19の影響で現在休止中のものもあり)
主な行事COVID-19の影響で現在休止中のものもあり
- セミナー
(春、夏、秋、冬、夏は直島セミナー) - 医局旅行(春)
- 忘年会(年末)
- 医局対抗(野球、バレー、バスケ、卓球、サッカー等)
- Early Exposure Program(国際学会へ参加)
- その他
(マラソン、スキー、飲み会などなど・・・)
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Voice 先輩の声
Voice 01
麻酔科蘇生科
レジデント1年目
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大学病院だからこそ
得られる知識の幅
私は初期研修を地元である姫路赤十字病院で修了し、母校の岡山大学病院で麻酔科レジデントとして研修を開始しました。新しい職場で専攻医生活をスタートするにあたり、まずは環境に慣れることで手一杯でした。実際大学は大変でしょうが・・・と枕詞にしてこれまでお話してくださる先生方も多く、このページを見ておられる方々のなかでそう思っておられる方も多いのではないかと思います。今は徐々に環境に慣れていきこうして半年が過ぎようとしています。
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大学病院では小手術から大手術、老若男女様々な背景疾患を持つ患者さんに対して日夜診療が行われています。市中病院と比較すると、リスクが高い症例や手術時間の長い症例など大変な症例も中にはあります。ただ大学病院の指導体制として、必ず上級医の先生とともに担当し、麻酔管理など毎症例ディスカッションを行い、またわからないこと、困ったことがあればその都度相談を行い、経験を確実に積み上げていけます。また大学病院は様々な経歴をお持ちの指導医の先生がたくさんおられ、先生方のこれまでの体験、知見を教えていただけるのは大変興味深く日々勉強になることばかりです。今後すべて1人で麻酔をし、後輩に指導する立場になった際のことを考えると、大学での研修は自分で経験したことに加え、周りで見聞きしたことを吸収していくことで充実した期間になると思っています。不安を抱えながら始まった研修も様々な方々からご指導を受け、支えられながら修練していっています。
研修を考えておられる方々は一度見学やセミナーなどに参加いただき雰囲気を感じ取っていただけるといいなと思います。お待ちしています!
Voice 02
麻酔科蘇生科
レジデント1年目
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試行錯誤の毎日が
学びにつながる
東京都出身で、大学を卒業後に福山で初期研修を行った後、岡山大学病院麻酔科蘇生科でレジデント1年目として研修を行っています。自分の出身とは縁のない場所ではありましたが、初期研修先の麻酔科の先生方の勧めや大学の先生方のご厚意もありお世話になっています。
大学病院での研修は、主に毎日の手術麻酔を担当することが多いです。手術症例はハイリスクのものが比較的多く、術前評価や術中管理について上級医と相談しながら毎症例の麻酔を行っています。
手術の種類自体も多岐にわたるので症例ごとの麻酔方法の選択を学んだり、手技についても基本的に上級医の指導の下で日々試行錯誤しながら行ったりしています。日によってICUの業務をすることもありますが、重症患者の管理を学ぶだけでなく、自分が麻酔を担当した手術の術後を見る機会も多いので、麻酔管理の責任を感じています。
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正直なところ、研修医の時と比べて時間的、体力的に大変に思うことは少なくないですが、日々の経験から学ぶものはとても大きいと思います。幅広い症例を経験できると先に言いましたが、自分が直接経験した症例だけでなく他の先生と症例を共有することの重要さも感じています。そういった点で、これから麻酔科医としての独り立ちを目指していく中で、多くの選択肢を身に着けることができる場であると思っています。上級医の先生方に少しでも近付けるよう、アカデミックな考え方を出来るだけ吸収して自分のものにしていきたいです。
FAQ よくあるご質問
- Q1専門医になるための症例に偏りは出来ませんか?
- A14年間しっかりと研修すれば、専門医資格書類申請に必要な症例数は十分に満たすことができます。症例数が多いため、各専攻医が自分で症例を把握出来るように、毎月のレジデントミーティングで指導医に報告出来るような体制をとり、偏りが出来ないよう配慮しています。
- Q2集中治療やペインクリニックの専門医にもなりたいのですが。
- A2大学病院だけでなく、関連病院でも、麻酔科医が直接集中治療管理(Closed ICU)やペインクリニックを行っているので、早い段階で、希望に合わせてICU、ペインクリニックの研修が可能です。
- Q3大学病院での研修は何年必要ですか?
- A3研修プログラムとして、専攻医の皆さん全員に安心して専門医資格申請に臨んでいただくという観点から、大学病院で1年間研修していただくことを原則としています(ただし、半年間の大学病院研修は必須)。
- Q4子育てしながらも、研修は可能ですか?
- A4もちろん可能です。子育てしながら専門医の資格を取ろうと頑張っている先生もいます。
心配する前にまず相談して下さい。現在もフルタイムで勤務することが難しい麻酔科医が活躍しています。
我々も力になりますし、多くの同僚が力を貸してくれます。 - Q5臨床以外にも、研究・大学院・留学などに興味があるのですが。
- A5研究は大学病院の使命との考えのもと、多くの臨床研究・基礎研究を行っております。
多くの指導医が海外留学経験者で、研究成果を国際学会で積極的に発表しています。
研究をしたい方は、研修プログラム中・後に大学院への入学も可能です。
また、博士号取得後、希望者は海外留学も可能です。
応募について
岡山大学病院 麻酔科
専門研修プログラム
熱意と元気のあるみなさんの応募をお待ちしています!プログラム選択を迷っている方も、遠慮なく今すぐご連絡ください。親身に相談にのります。プログラム研修を行っていただくには、ご本人に予め登録をして頂く必要があります。当プログラムへの登録を検討されている方は、早めに岡山大学病院麻酔科までご連絡ください。
Facilities プログラム参加施設
-
専門研修基幹施設
- 岡山大学病院
-
専⾨研修連携施設(A)(順不同)
- 岡山県
- 岡⼭済⽣会総合病院
- 岡⼭市⽴市⺠病院
- 岡⼭⾚⼗字病院
- 岡⼭労災病院
- 津⼭中央病院
- 竜操整形外科病院
- 国⽴病院機構 岡⼭医療センター
- 川崎医科⼤学総合医療センター
- 川崎医科⼤学附属病院
- 倉敷成⼈病センター
- 香川県
- ⾹川県⽴中央病院
- ⾹川労災病院
- 三豊総合病院
- 広島県
- 国家公務員共済組合連合会 呉共済病院
- 尾道市⽴市⺠病院
- 福⼭市⺠病院
- 興⽣総合病院
- 広島市⽴市⺠病院
- 山口県
- 国⽴病院機構 岩国医療センター
- 兵庫県
- 神戸⾚⼗字病院
- 姫路聖マリア病院
- 姫路⾚⼗字病院
- 高知県
- ⾼知医療センター
- 社会医療法⼈近森会 近森病院
- 医療法⼈新松⽥会 愛宕病院
- 愛媛県
- 住友別⼦病院
- 鳥取県
- ⿃取市⽴病院
- 島根県
- 島根⼤学医学部附属病院
- 千葉県
- ⻲⽥総合病院
- 東京都
- 国⽴がん研究センター中央病院
- 昭和⼤学病院
- ⽇本⾚⼗字医療センター
- 東京⼥⼦医科⼤学病院
- 神奈川県
- 昭和⼤学横浜市北部病院
-
専⾨研修連携施設(B)(順不同)
- 岡山県
- 岡山旭東病院
- 総合病院岡⼭協⽴病院
- ⾹川県
- 三豊総合病院
- 広島県
- 総合病院 三原⾚⼗字病院
- 公⽴学校共済組合 中国中央病院
- 国⽴病院機構 福⼭医療センター
- 兵庫県
- ⾼砂市⺠病院
- 静岡県
- 静岡県⽴静岡がんセンター
INDEX